風俗おしごとコラム

花粉は年中飛んでいた!あなたの「花粉症」対策は大丈夫ですか?

桜が咲いてポカポカ日差しが心地良い…ハックシュン!なんて、今の日本ではめずらしくはない光景です。お花見もくしゃみと鼻水で桜に集中できないから行きたくないという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
現在日本人の3人に1人は何かしらのアレルギーを持っていると言われており、その中でも年々増加している
「花粉症」患者。近年の明確な花粉症患者人口は公開されているデータがありませんが、2008年時には人口の約26.5%が花粉症という調査結果がありました。
大まかに予想したとして、3~4人に1人は花粉症患者ということになります。かなりの人数ですね。かくいう私も花粉症と10年以上闘っています。花粉症が少しでも軽減されるように、花粉症についてまとめてみました。

それ、風邪じゃなくて花粉症かも

そもそも花粉症はどのような症状が出るのでしょうか。

①くしゃみ
②鼻水
③鼻づまり

風邪とまったく一緒ですね。風邪を引いたと思って風邪薬を飲んでも全然効果がない…そんな経験がある方は、もしかすると花粉症かもしれません。花粉症と風邪の違いについて見ていきましょう。

1.発症期間

花粉症・・・花粉シーズン中
風邪・・・約1週間程度

2.くしゃみ

花粉症・・・連続で出る。1度出ると止まらない
風邪・・・連続で出ることは少ない

3.鼻水

花粉症・・・透明でサラサラ
風邪・・・黄色、黄緑で粘り気がある

4.鼻づまり

花粉症・・・重度のことが多い
風邪・・・比較的軽い(鼻風邪は除く)

5.発熱

花粉症・・・ほとんど無し。まれに微熱
風邪・・・微熱~高熱

6.身体の痛み

花粉症・・・ほとんど無し
風邪・・・喉、関節に有り

7.かゆみ

花粉症・・・目、鼻、喉、皮膚に有り
風邪・・・ほとんど無し

何回もくしゃみが出て目がかゆい人が、風邪薬を飲んでも効果がないのは当たり前です。花粉症と風邪の判断が難しい場合もありますので、病院で診察してもらいましょう。

花粉症に苦しんでいるのは日本人だけ!?

花粉は人間にとって”異物”です。異物が体内に入ってくるのを取り除こうとしている状態がアレルギー反応です。くしゃみや涙、鼻水が出るのは、体内から出す為の防衛作用が働いているからなんです。
日本では当たり前の花粉症、実は海外ではあまり見られる症状ではありません。花粉症の原因であるスギとヒノキは、日本特有の木です。日本人の花粉症患者が増加した原因はスギ花粉といわれており、その歴史は第二次世界大戦までさかのぼります。
戦時に多くの森林や山が焼き払われ、戦後に復興の為、焼けた山々にスギが植えられました。植えられた際は花粉が飛ぶのは遠い未来の話と考えられていましたが、樹齢30年を迎えた際に大量の花粉がまき散らされるようになってしまったのです。
また、コンクリートやアスファルトでの舗装が増えたことによって花粉が地面の土に吸収されることも減り、大気中に蔓延した花粉を吸いこんでしまうようになったのも原因の1つとされています。

日本の高度成長と花粉が大きく関係していたのです。
ですが、海外に花粉症がまったくないというわけではありません。海外では花粉症の原因となる木々は森林にあるので、人々が生活する場所まではあまり花粉が飛びません。その為、花粉症を発症しづらいとされています。
日本は狭い土地にアレルギー.の原因であるスギやヒノキを植えすぎてしまったというわけです。

花粉にはどんな種類があるの?

花粉症を引き起こすのは、スギやヒノキだけではありません。また、春だけに発症するわけでもありません。花粉は1年中飛散しているんです。

・・・スギ、ヒノキ、
・・・シラカンバ、イネ
・・・ブタクサ、ヨモギ
・・・スギ

代表的なものを挙げただけですので、細かい種類はもっとたくさんあります。様々な種類の花粉が年中飛んでいることに加え、沖縄と北海道は同じ日本でも気温差があり四季が少しずれていますよね。桜が咲く時期がずれるように、花粉も地域によって飛んでくる時期にずれが生じます。
この点により、花粉症は通年病と呼ばれているのです。

種類・地域別!花粉飛散ピーク

スギ

中部・東北地方・・・3月中旬~下旬
関東地方・・・3月上旬~4月上旬
東海・関西・中国・四国地方・・・3月上旬~中旬
九州地方・・・2月下旬~3月上旬

ヒノキ

関東・東海・関西・四国地方・・・4月上旬~中旬
中国地方・・・4月上旬
九州地方・・・3月下旬~4月上旬

シラカンバ

北海道・・・4月中旬~6月
東北地方・・・4月~6月中旬

イネ

北海道・・・5月~9月
関西・中国・四国・九州地方・・・2月~11月
関東地方・・・2月~12月
東海地方・・・3月下旬~10月
東北地方・・・4月~10月

ブタクサ・ヨモギ

北海道・・・8月~9月
東北地方・・・9月初旬
関東地方・・・8月中旬~9月
東海地方・・・8月中旬~10月中旬
関西・四国・中国地方・・・9月中旬
九州地方・・・9月下旬
(日本気象協会HPより)

北海道にはあまり花粉症の人がいないと言われているのですが、一番患者数の多いスギ・ヒノキがほとんど飛ばないからなんです。地域によってこれだけ差があり、3~4人に1人が花粉症ですから、いつどこに行っても花粉症の人に出会ってもおかしくはないですね。

すぐに実践できる花粉症対策

花粉症の自然治癒は期待できません。アレルギー薬を服用する方法もありますが、あわせて活用したいセルフケアがいくつもあります。

①外出時にマスク・眼鏡を着用して花粉を必要以上に吸い込まないようにすること。
②帰宅時に服についた花粉を払い落とし、手洗い・うがい、洗顔等で室内に持ち込まないようにすること。
③免疫力を高めること。

こちらは基本中の基本です。十分な睡眠をとり規則正しい生活を送ること、バランスの良い食事を摂ることで免疫力は高くなります。食事の際に気を付けて欲しいのが、食品についてです。
花粉症に有効な食べ物と、かえって悪化させる食べ物があるってご存知でしたか?

花粉症に効く食べ物

・ヨーグルト
発酵食品であるヨーグルトは、腸内環境を整えてくれます。腸内環境が悪くなれば免疫力の低下につながりますので、「乳酸菌」で改善しましょう。

・レンコン
レンコンには「タンニン」というアレルギーを抑える成分が多く含まれております。また、粘り気の成分である「ムチン」には、炎症を抑える働きがあります。

・甜茶(てんちゃ)
甜茶とは甘いお茶のことです。甜茶に含まれる「甜茶ポリフェノール」はアレルギーの原因である「ヒスタミン」を抑えてくれます。甜茶の中にもいくつか種類がありますが、アレルギーに効果が期待できるのは「バラ科の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)」です。

・青魚
サンマやアジ、サバには「EPA」が豊富に含まれています。EPSはコレステロールを下げるだけでなく、炎症を抑える作用がある為、花粉による症状の軽減が期待できます。

・しそ
しそには「αリノレン酸」や「ロズマリン酸」が含まれています。どちらも炎症を抑えてくれます。

 

花粉症を悪化させる食べ物

・リンゴ
リンゴは体に良い食べ物として広く知られていますが、アレルギーの人は要注意。花粉とリンゴの分子構造が似ている為、リンゴを食べると体は花粉が入ってきたと認識してしまい、アレルギー反応を起こしてしまいます。

・生のトマト
「リコピン」という成分は、美肌にもいいと女性なら1度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?この「リコピン」は花粉症の症状を和らげてくれます。
しかし、生の状態での摂取は花粉症の人はNG。生のトマトにはアレルギーの原因である「ヒスタミン」が多く含まれております。加熱すれば「ヒスタミン」は減少しますので、摂取する際は加熱するようにしましょう。

・牛肉
牛肉には「アラキドン酸」が含まれており、アレルギー症状を悪化させる働きがあります。腸内環境を悪くする為、免疫力の低下にもつながります。

・インスタントラーメン
アレルギー患者急増の原因であり、悪化させる食べ物NO.1です。これはインスタントラーメンがNo.1というわけでなく、「油」がです。
インスタント食品には
「トランス脂肪酸」という油が多く含まれいます。「トランス脂肪酸」は炎症作用を起こしやすくするだけでなく、自律神経を乱す為、免疫力低下にもつながります。
(トランス脂肪酸についてはコチラから)

・お酒
アルコールを分解する際、「アセトアルデヒド」という成分に変わります。「アセトアルデヒド」は「ヒスタミン」の分泌量を増加させてしまう為、できるだけ控えた方がベターです。

1日でも早い対策が大事!

食べ物以外にも、顔や髪の毛に直接噴射する花粉ブロックスプレーや、服を掛けるだけで花粉やタバコの臭いを取ってくれる脱臭ハンガーなども販売されています。
鼻うがいや、鼻の穴にワセリンを塗って必要以上に花粉を吸い込まないようにするといった、原始的な方法も試してみてもいいかもしれません。自分に合った対策で、早めに花粉を撃退しましょう。

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