風俗おしごとコラム

オナクラとは?約18年間の変化と成長について

オナクラとは風俗業界の中でも未経験の女の子を中心としたソフトサービスのお店

オナクラという言葉自体初めて聞いたという人の為に、オナクラについて簡単にご説明させていただきます。正式名称は「オナニークラブ」といって、男性がオナニー(自慰行為)しているところを、女性に見られることで興奮するという人や、目の前の生身の女性をオカズにオナニーするという一部のマニアックな性癖を持った男性のために生まれた特殊なサービスです。ようするに見てあげるだけの秘密のお店といったところです。

ネットで調べてみると「オナクラ」という言葉が生まれたのは西暦2000年頃と言われており、発祥の地は渋谷という説と、大阪という説の二つの説があります。18年も前から存在していたことに驚きましたが、風俗業界の中でもかなりソフトサービスな内容となっており、未経験の素人女性がはじめやすい高収入アルバイトとして人気を集めてきました。今回はそんなオナクラの実態や、変化と成長についてまとめていきます。

今に至るまでの変化と成長、急増した理由

はじめに変化と成長に関してですが、原点は「見られたい」というニーズから始まりました。本来であればオナニーは自宅や個室で一人でこっそり楽しむものですので、外や人前でオナニーを披露すると公然わいせつ罪などで捕まる危険性もあります。

ですが蒸し暑い夏の夜道、人気の少ない所で、若い女性に自慰行為を見せる変質者が出たという噂を聞いたことはありませんか?世の中には理解に苦しむ性癖を持った方が沢山います。そんな見られることで興奮を覚えてしまった変態さんが「お小遣いをあげるから見てくれないか?」と女性に声をかけ、被害女性が警察に通報し事件発覚。

それをテレビのニュースや、噂で聞きつけた風俗経営者が、これはビジネスになる!と思いオナニーを見られたい人に向けて、お小遣いがもらえるなら見てもいいという女性スタッフを集めよう!と立ち上がりオナクラという業種が誕生しました。もしかするとこの風俗経営者が変質者かもしれませんね(笑)

脱がない。舐めない。触られない。

この言葉どこかで聞いたような…??今では風俗系の求人サイトを見たことがある人なら知らない人はいないのではないか?というくらいソフトサービスのお店はどこもかしこも謳い文句として掲げています。

脱がない。舐めない。触られない。このようなお店が誕生したことは、今までの風俗業界からすれば考えられないことでした。この言葉が風俗業界の常識を変えたソフトサービス系の始まりであり、急成長を遂げたきっかけとも言えるでしょう。

元々の風俗業界といえば、女性スタッフが男性客に対して性的サービスを行うことで、性欲を満たすのが一般的でした。しかしオナクラは性的サービスは行わず、見ることがサービスという視点での営業戦略を立てたのです。

そしてこの脱がない。舐めない。触られない。3つのないが広まることで、未経験女性の風俗に対するハードルが低くなり「私にもできるかも」という風に、多くの応募動機へと繋がり、未経験の女の子が風俗を始めるきっかけづくりとなりました。

ソフトサービスのため、可愛い未経験女性が集まる

ソープやヘルスとなると稼ぎは良いですが、その分、身体への負担や精神的な疲労、性病感染や身バレなど多くの不安要素があります。それに比べると稼ぎは少なくなりますが、一般的な昼職よりは確実に稼げるソフトサービスのオナクラでは、身体への負担や性病感染などの心配がいらないため未経験の女性でもはじめやすく、新たな未経験女性というジャンルを集める最高の条件でした。

そうして応募件数が自然と増えだし、お店のスタッフも選びたい放題で、当然のように採用基準も上がっていき、女性スタッフの質が高まってきたというわけです。そして素人っぽい可愛い子と出会えるというだけで利用客は増えていきました。男という生き物は実に単純ということがご理解いただけるでしょう。

可愛い子と出会えて短い時間で安くヌケる

早い・安い・旨いといえば牛丼チェーン店の吉〇屋が有名ですが、オナクラにも似たような要素があります。どういうことかというと、風俗業界の中ではソフトサービスな内容なので料金的にも安くなり、プレイ内容も少くなったことで短時間での利用が可能となりました。

利用客からすれば風俗では出会えないような可愛い女の子と短時間とはいえ安くヌケるので、話題となり瞬く間に広がりました。つまり早い・安い・可愛い・オナクラ!がお小遣い制のサラリーマンの味方となったのです。

結果的にオナクラは女性の風俗に対するハードルを下げただけでなく、利用客の風俗に対するハードルも下げることに成功し、新たなファンを確立していきました。また手軽に通えるリーズナブルな価格帯からか、指名客やリピーターも多く、女の子の稼ぎにも直結したものと考えられます。

他店との差別化や稼ぎを増やすためのオプション

そんな噂を聞きつけた同業者が次々と類似店を出し始めました。ここで他店との差別化をはかろうと、ある店は、女性にもオナニーをしてもらう相互オナニー(見せ合い)をはじめてみたり、またある店は、オナニーのお手伝い(手コキ)をはじめました。

価格競争や内容での争いもありましたが、類似店が増えるとその分女性の応募も分散するので、今度は女性の稼ぎを高くしたいという考えからオプション制度というものが誕生しました。

オプション内容は、トップレス・ソフトタッチ・手コキ・乳首舐めなどが主となっています。他はお店により様々ですが、オプション料が安いものだと言葉攻め・セクシーポーズ・コスプレなど、高いものではオナホール・顔面騎乗位・ゴムフェラなどがあります。安いオプションよりも高いオプションの方が、内容も少々過激なのでお給料も高いです。

もちろん女の子はやりたくないオプションはやらなくていい!という選択できるスタイルなので、その内容に納得した利用客がお金を支払いコースを楽しむ状態となってます。中にはヘルスサービスをオプションでできるお店もあり、ヘルスとの線引きも曖昧になりつつあります。

人が集まりやすい分、偽求人も多いので要注意!

そんな価格競争やオプションによる差別化を行い努力するお店もあれば、オナクラは人が集まるという情報をもとに、架空店舗の偽求人を出す業者も増えました。

偽求人とは実際には営業していないのに、いかにも営業しているふりをしながら女の子を募集し、「もう少し頑張るだけでこんなに稼げますよ」などと甘い言葉をならべ、ヘルスなどに紹介するという悪徳業者のことです。

この悪徳業者はオナクラだけでなく、 ソフトサービスの風俗系のお店のほとんどで見られます。間違えてそんなところに応募すると、うまく言いくるめられ、気が付けばソープやヘルス、AVデビューなんてことも!?ありえます。

これを聞いて不安いっぱいになった方!!安心してください。以前にこういったダミー店舗を見極める方法をまとめています。是非ご覧いただき、騙されないようご注意ください。

まとめ

オナクラという業種は昔、オナニーを合法的に見てもらえる秘密のお店でしたが、時代の流れと利用客のニーズの変化により、ハンドサービスでオナニーのお手伝いをしてもらえるサービスが主流となり、最終的に手コキのお店という認識が強くなってきてます。

また風俗の中でもソフトサービスのお店といえば、手コキのお店の他に性感エステもあります。このように、 ソフトサービスが新しくできれば潰れていく業種もあります。今後の風俗業界にはどんな変化と成長が訪れるのでしょうか?

現代のネット社会では様々な情報を得ることができますが、中には騙される人もいるのが現状です。くれぐれも騙されないために、正しい知識を学び、理想の職場に出会えることを心よりお祈りしております。

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