風俗おしごとコラム

風俗バイトでNGにするべきお客様の5つの特徴

風俗のお仕事を2年以上していた筆者ですが、常に頭を悩ませていた問題がありました。

それは「嫌なお客様への対応」です。風俗は接客業ですので、多少の嫌なことは頑張らなければいけません。しかしサービスの範囲外のことを強要してきたり、生理的に無理!と感じるお客様も中にはいますよね。

ここからは筆者の経験なのですが、1人とても強烈なお客様がいました。その人は月に2回~3回ほど来てくれる若いお客様で、あまり本指名のお客様で若い人はいなかったのもあり、話も合うし接しやすいな~と思っていました。本指名として来てくれるようになってから1年ほど経ったある日、私はある違和感を覚えました…。
「結婚式はチャペルがいいよね、今度ちゃんと見学に行こうね。あ、でも〇〇(当時の源氏名)ちゃんは和装も似合いそうだね。…」とブツブツ1人で話しているのです。
最初は、「なに言ってるんだろう」程度に流していましたが、次第に話はエスカレートしていき、「〇月〇日に見学にいって、その後は~」と、どんどん話が進んでいくのです。
さすがにおかしいと思った私は、「〇〇さん、結婚するの?」と聞きました。すると向こうからは恐るべき回答が…。

「え?〇〇ちゃんは俺と結婚するって言ってくれたよね?」

いやいやいや!言ってないし!そんなこと思ったこともないし!とも言えず、私はただただ茫然としていました。そのお客様は妄想と現実の区別がつかなくなっていたみたいです。

その後はお店のスタッフと相談し、身の危険を感じたのでNGにしてもらいました。私がNGにしたお客様は後にも先にもこの1人だけです。

お客様も様々

ルールをしっかり守って遊んでくれるお客様がほとんどですが、中にはルールを無視したり、女の子に不快な思いをさせるお客様もいらっしゃいます。そんなお客様を接客するたびに、悲しみを通り越して怒りを覚えていました。

「NGにしてやろうか」とも思いますが、お客様の気持ちを考えると少しかわいそうな気も…。しかし、ルールを守らないお客様や、故意に女の子に不快な思いをさせるお客様はそもそも、お客様ではないと考えて大丈夫です。どうしても耐えがたい時には、NGにしてしまってもいいんです!

誰彼構わずNGにするのは…

「そっか!NGにしていいんだ」と誰彼構わずNGにするのはおススメできません…。太っているからNG、顏がタイプじゃないからNG、お金遣いが悪いからNG、なんていうのはただのわがままです。

NGというのを、自分がお客様を選べる制度と勘違いしてはいけません。NGとは、自分に危害が加わるのを未然に防ぐための制度なのです。

容易にNGを連発していると、「〇〇ちゃんはお客様を選ぶんだ」などと、NGにされたお客様に悪評を広められる可能性もあります。見た目やお金遣いだけで判断せずに、しっかりとお客様を見極めましょう。

NGにするべきお客様の5つの特徴

1.しつこく本番強要をしてくるお客様

風俗でお仕事において、避けては通れない問題…それが「本番強要」です。本番強要とは、ソープや新地ではないお店(ヘルスやエステ、オナクラなど)で本番行為を女の子に懇願したり、無理やり行為に及ぶことをいいます。

お客様も男性なので、10人中8人は「本番していい?」と聞いてくるものです。しかし、ほとんどのお客様は「できたらラッキー!」程度で聞いてきています。その程度の本番強要は強要にもなりません。そのため、「本番していい?」と聞いてきて、「無理」と断ったときに、「そっか~ごめんごめん!」とすんなりと引いてくれるようなお客様はNG対象にはしないほうが無難です。そのようなお客様をNGにしていたら、誰も接客することができなくなります。報酬は0円です。

本番強要をしてくるお客様の中でNGにするべきなのは、「何度断っても一切引いてくれない、逆ギレする、無理やりいれようとしてくる」お客様です。いわば最低な男です。「お店に言いますよ」と言っても諦めない場合は、早急にNGにしましょう。同情する必要は無しです。

2.不衛生なお客様

風俗のお仕事は業種によりますが、大体のお店ではプレイ前にお風呂に入ることや、うがいをすることなどは決められています。それに従ってくれないお客様はルール違反です。不衛生な可能性があるのでNGにしましょう。

「汗かいてないよ」「さっきお風呂はいってきた」などという、こっちからすれば「だから?」と言いたくなるようなことをネチネチ言ってくるようなお客様の言うことは聞かなくてOKです!

お客様からすれば、コース時間に含まれているお風呂の時間はムダなのかもしれません。しかし、そんなことを女の子が気にする必要はありません。ちょっとエッチな泡洗体を行ったり、なるべくお風呂をさっと終わらせてあげるなどの配慮はいいことですが、言うことを聞かないお客様に配慮する必要はありません。思いっきり切り捨てましょう。

3.痛みを感じるプレイを強要してくるお客様

やめてと言っているのに乳首を噛んできたり、爪をたててきたり、指を何本も入れてきたりするお客様…いませんでしたか?露骨に嫌な素振りを見せたらもう来ないだろう…その考え安易です!女の子の嫌がる姿を見て興奮する、というタチの悪い性癖を持ったお客様もごく少数派ですが存在します。

SM系のお店ならOKかもしれませんが、ほとんどのお店では、女の子を傷つける可能性があるので痛みを感じるプレイは禁止です。

痛みを我慢して傷がついたときに、出勤ができなくなる可能性もあります。その分の報酬をそのお客様は払ってくれますか?傷をつけられるわ、出勤できなくなるわ…最悪です。痛いと感じた場合はその時にお客様に伝え、それでもやめない場合は即NGにしましょう。

4.執拗に店外デートを求めてくるお客様

お店に通わずに店外デート(お店を通さずに外で会うこと)を求めてくるお客様は、迷わずNGにしましょう。店外デートは女の子からすれば仕事の延長線上のつもりかもしれませんが、お客様が報酬をくれる保証はありません。タダで遊びたくもないお客様と長時間も過ごすなんて、考えるだけでぞっとします。

そもそもお客様と店外デートをすることは、基本的にはどのお店でも禁止されています。お店からすれば、お店を通さなければ売り上げにはなりません。店外デートがバレた場合はお店から罰金を請求されることもあります。

他にもお客様と一緒に歩いているのを見られたりすることにより、身バレをすることもあります。外では誰が見ているか分かりません。

そして、1度店外デートをしてしまうと、お客様はお店に来るのを渋るようになります。もっと本指名として来てほしいから始めた店外デートで、前よりもお店に来なくなってしまっては本末転倒です。

5.ストーカー気質のお客様

冒頭に筆者の経験を話しましたが、そのお客様はまさにこの「ストーカー気質」のタイプです。本番強要をしてくるお客様や、痛みを感じるプレイを強要してくるお客様も危険ですが、1番危険なのはストーカー気質のお客様です。

「出勤前にお店の前で待ち伏せ」「出勤後に家まで尾行」などがよくある被害です。他にも「SNSのアカウントを特定される」「地元を特定され家まで把握される」など身の毛がよだつようなことをしてくる可能性があります。連絡先を交換している場合は、1日に何件もメール、電話…精神的に参ってしまします。筆者は幸い連絡先などは交換していませんでしたので、NG後も風俗のWEB上のメールをひっきりなしに送られましたが、お店側が私には届かないに設定してくれました。

そんなお客様は即NG!としたいところですが、このようなお客様はNGにした場合逆恨みをしてさらにエスカレートする危険性があります。最悪の場合、事件に巻き込まれることも…。NGにする前にお店のスタッフとしっかり相談するようにしましょう。お店側だけでは守り切れないと判断した場合は、警察を頼りましょう。風俗のお客様に殺されるなんて、一生成仏できませんよね。

ストーカーについてはコチラ⇒風俗嬢がストーカー被害に遭わない為の3つの対策

風俗は大変なお仕事だから

NGにするべきお客様の特徴をあげていきましたが、いかがでしょうか?自分のお客様に当てはまる人はいませんでしたか?

風俗は体にも心にも負担がかかるお仕事です。お客様が女の子を選ぶことはできても、女の子はお客様を完全には選べません。だからこそ、自分の身は自分で守る必要があるんです。

しかし、自分1人ではどうにもできないこともありますよね。そんな時はお店のスタッフに頼りましょう。お店のスタッフが相談に乗ってくれない…そんな時はすぐに移籍を視野にいれましょう。そのお店は女の子を大切にしないお店です。

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