風俗おしごとコラム
あなたの彼は大丈夫？「モラハラ男」の4つの種類と5つの特徴
「モラハラ男」という文字を見て、今あなたはどんな気持ちになりましたか？
モラハラ男？なにそれ？という人もいれば、もしかして私の彼はモラハラ男かも…と思った人もいると思います。
少し前にモラハラ彼氏と仕事のストレスで倒れ、少しの間お暇をいただくOLを描いたドラマが話題になりました。ドラマや漫画の題材になるほど、思っているよりも身近にいるのがモラハラ男です。
付き合ってから本性が見えてくる場合が多いですが、できれば付き合う前にモラハラ男かどうか見分けたいものですよね。
あなたの彼がモラハラ男かどうか、このコラムで確かめてみてください。
そもそもモラハラって？
モラハラとはモラルハラスメントの略で、モラルには道徳や倫理、ハラスメントには嫌がらせという意味があります。つまり、モラハラを直訳すると、道徳・倫理的な嫌がらせということになります。
肉体的暴力のDV（ドメスティックバイオレンス）とは対照的に、モラハラは精神的暴力で、言葉や態度などで精神的に相手を攻撃します。
モラハラはDVとは違い目に見えるものではなく、第三者にバレることもあまりないので、被害者は自分がモラハラ被害にあっていると気が付いていないことがよくあります。
あなたの彼、夫は、モラハラ男ではありませんか？
種類別！よくいるモラハラ男4選
モラハラ男といっても、攻撃パターンが1種類というわけではありません。いくつか種類があります。
1.暴言モラハラ男
モラハラ男の典型的なパターンは暴言です。多くは彼女や妻などパートナーへ向けられ、暴言は日常的に繰り返されます。
「お前は無能だ」「生きてる意味なんてない」「クズが」と人格を否定するような内容から、「お前は俺がいないと生きていけない」「お前は大人しく俺の言うことを聞いていればいいんだ」と、支配するような内容まで、暴言には様々なケースあります。
2.物音モラハラ男
機嫌が悪い時やケンカをした時に、物音バンバン男は姿を現します。
ドアをわざと大きな音でバタンと閉めたり、壁に向かって物を投げつけたり、食器をガシャンと置いたり、物音で相手を脅迫しようとするのが物音バンバンモラハラ男です。
暴言こそ吐かないものの、わざと大きな音をたてることで相手を威嚇します。
私達人間は、相手とコミュニケーションが取れるように、言葉を話すことができますよね。
会話ができるはずなのに会話をしようとはせず、相手を音で威嚇しようとする、まるで動物です。
3.無視モラハラ男
物音をたてるわけでもなければ、暴言を吐くわけでもないモラハラ男が存在します。
それがサイレントモラハラ、「無視」です。軽く口喧嘩になった際に、数分だけ口をきいてくれない状態だけですと、モラハラとは言いきれません。
数分どころではなく数日、時には何ヶ月にも及ぶ無視をするのがモラハラ男です。
無視をして相手に明確な意志は伝えないということ、無視をして相手の尊厳を奪い、上の立場に立つことによって、相手を萎縮させるのがサイレントモラハラ男の狙いです。
4.金銭モラハラ男
金銭でのモラハラは、夫婦間で多く見られます。夫婦間のお財布事情は家庭によって違いますが、金銭モラハラ男で特に注意しなくてはならないのは、専業主婦の場合です。
もし女性が専業主婦だった場合、収入はありませんよね。モラハラ男は、女性に生活費など最低限のお金さえも与えず、相手を不安にさせます。
「お前は俺のお金がないと生活もできないくせに」という言葉のみならず、実際にお金を与えないというハラスメントです。
上記のケースとは別で、経済的に自立せず、少ない収入をギャンブルにつぎ込んでしまう男性もモラハラ男です。
モラハラ男の5つの特徴
①最初はいい人
モラハラ男の多くは、最初からあからさまにモラハラ男というわけではありません。そもそも最初からモラハラ男全開なら、被害者はそこまで増えるはずがありませんよね。
モラハラ男は、仮面をつけた状態で女性に近づきます。それは、自分の思い通りに動く人間かどうかを見極めるためです。
いい人の仮面をつけて女性に近づき、騙せそうな相手を見極め、ターゲットにするのです。
②外面はとてもいい
モラハラ男の厄介なところは、外面がいいという点です。モラハラ男は自分に自信がなく、自分を本来の自分以上に大きく見せようとするため、他人の目をとても気にする傾向にあります。そのため、モラハラをしている相手と、他人に対して態度を変える人がほとんどです。
外面がいいため、いくら他者にモラハラをうけていると訴えても、「あんないい人がまさか」と信じてもらえないということも少なくはありません。
③彼の親がモラハラ
必ず該当するというわけではありませんが、モラハラ男の両親のどちらかもしくは両親ともにモラハラという可能性があります。
モラハラ家庭で育った彼は、両親を見て育っているため、男女の関係はそういうものだと思い込んでしまっています。
自分の家の常識は他人の家では非常識だったということはよくありますが、まさにそのパターンですね。彼の親がモラハラの場合、彼自身モラハラ男だという自覚が最も薄いのも特徴です。
④ストレスを溜め込んでいる
大人になると、仕事のことやプライベートなことなど、ストレスが溜まる場面はたくさんありますよね。
ストレスがない人なんていないといっても過言ではないでしょう。そのため、多くの人は自分なりのリフレッシュ方法を知っているはずです。
モラハラ男の場合は、趣味もなく友人も少なく、自分なりのリフレッシュ方法を知らないことが多いため、ストレスをためこんでしまっています。
その結果、自分のイライラやストレスをうまく処理できず、パートナーである妻や彼女に爆発したようにぶつけます。要するに八つ当たりですね。
⑤嫉妬深く束縛をする
上記項目の「外面はとてもいい人」でもお伝えしましたが、モラハラ男の多くは、自分に自信がありません。
自信がないことから、他の男に取られたらどうしようと、女性の周囲の異性に必要以上に嫉妬し、束縛します。
女性にとっては仕事の一環だったとしても、職場の飲み会だろうが取引先との会食だろうが、モラハラ男には関係ありません。
自分以外の男性がいる場所に行くと怒ったり、機嫌を損ねるのであれば、モラハラ男です。
彼がモラハラ男だった場合、どうすべき？
ここまでコラムを読み進めてきて、「あれ？もしかして私の彼…」と思った人もいるかもしれません。
モラハラ男は案外身近にいます。もし彼がモラハラ男だった場合、どうすべきなのでしょうか。
・自分の気持ちを伝える
モラハラ男の多くは、自分がモラハラ男だという自覚がありません。それは両親がモラハラでモラハラ環境で育ってしまったからなのか、人によって違うため詳しい理由はわかりませんが、「よ～し、モラハラ男になるぞ！」と思ってモラハラ男になった男性はまずいないでしょう。
モラハラ男に対して、モラハラをしていることを冷静に指摘することによって、もしかすると数パーセントの確率でモラハラ男の症状が軽減されるかもしれません。
・別れる
彼がモラハラ男だった場合、1番の得策は別れるということです。指摘することによって改善されれば、もちろんその方がいいですが、もし治っても一時的な場合がほとんどでしょう。
残酷かもしれませんが、成人した「大人」の性格が、急激に180度変化することは考え難いのが現実です。
付き合ってすぐにモラハラ男と気づいて離れることができればいいのですが、モラハラ男と長く付き合っている女性の多くは、「この人がいないと生きていけない」と、共依存に陥ってしまっています。
お互いが相手に依存してしまっているため、モラハラ男と別れるには、強い決心、つまり別れるという強い心が必要となります。
少しでも迷いがあると、モラハラ男はその少しの迷いにつけ込み、別れようとはしません。
もし「嫌なところを直してくれたら復縁もあるかも」などと、少しでも復縁の可能性を匂わせると、かえって危険です。
モラハラ男は必死に指摘された部分を直したふりをして、再びあなたを手にいれた時、下に見ていた相手に牙をむかれたというプライドが傷つけられた事実から、モラハラどころかDVに発展するというケースも少なくはありません。
今のままで大丈夫ですか？
もしかして私の彼はモラハラ男かも…と思った方、その違和感は大切にしてください。あなたの身に起きていること、表面上は他人にもわかるかもしれませんが、少しの違和感は当事者しか気づくことはできません。
何かあった時、モラハラ男はあなたのことを守ってはくれません。自分のことしか考えていない、自分が一番かわいいと思っているからモラハラ男になるのです。
何かあった時、自分の身を守るのは自分です。何か大きなトラブルになる前に、今どうすべきか一度じっくりと考えてみてください。