風俗おしごとコラム

生理は3ヶ月に1回にできる!?保険適用の低用量ピルの嬉しい効果

ツライ生理痛、腰痛、イライラするなど、毎月やってくる生理について1度は悩んだことがある女性は多いのではないでしょうか。
毎月生理で悩むのは嫌だという女性も多く、低用量ピルを服用する女性が増えています。
昔から「低用量ピル=避妊薬」と考える人が非常に多く、ピルの効果はそれだけという認識の方もまだまだ少なくはありません。
中には同性でも、「え?ピルなんか飲んでるの?遊び人…」と、偏見を持っている人も少数ですが存在しています。
しかし、その考えはもうかなり古いものです。現在では、保険が適用されるピルがあるということはご存知でしょうか?低用量ピルの効果は避妊だけではありません。
現在ではPMS(月経前症候群)など、生理による不調の治療薬として処方されています。避妊のみが目的の場合は保険は適用されませんが、PMSや生理痛などの月経困難症の治療を目的とした服用の場合、保険が適用されます。

「ピル=避妊、ピル=自費で高い物」という時代はもう終わったのです。

低用量ピルとは

低用量ピルとは、経口避妊薬、OC(oral contraceptives)とも呼ばれる女性ホルモンを配合したお薬です。
ピルには低用量、中用量、高容量と段階がありますが、これはピルに含まれている卵胞ホルモンの量の違いを表しています。
低用量ピルは、配合されている卵胞ホルモンの量が少ないということです。

低用量ピルの嬉しいメリット

低用量ピルを服用すると
避妊効果
月経周期の調整
月経血量の減少
生理痛の緩和
肌荒れの改善
PMS症状の緩和
など、女性にとって嬉しい効果がたくさんあります。

低用量ピルでの避妊率は一般的であるコンドームよりも高く、100組のカップルで1年間の検証をしたところ、妊娠した確率はピルは0.3%という確率に対し、コンドームは2%という数字が出ています。
コンドームを使用していても、破損したり、正しく使用できていなかったりするだけでなく、失敗したことは行為が終わってから判明するため、リスクは残ります。
それに対し、ピルを正しく服用していればほぼ100%避妊が可能ということです。
ただし、1つ注意してほしい点があります。それは性病です。低用量ピルは望まない妊娠は防ぐことはできても、性病は防ぐことができません。
性病に関してはコンドームの方が防ぐことが可能ですので、不安な方は併用しましょう。
(参考:Contraception. 2011 May; 83(5): 397–404

低用量ピルの分類、種類

一口に低用量ピルといっても、1種類ではなくいくつか種類があるのはご存知でしょうか?
世代ごとに分類されている違いについて見ていきましょう。

第1世代ピル

第1世代は1番最初に開発されたピルです。ノルエチステロンという人工の黄体ホルモンが使用されています。
ただし、黄体ホルモンの量が少ないので作用も弱く、それを補うために黄体ホルモンの作用を増加させる卵胞ホルモンが多く含まれています。
卵胞ホルモンは、含まれる量が多ければ多いほど、吐き気や頭痛などの副作用が起こりやすくなります。

第1世代ピル:ルナベル、オーソ、シンフェーズ、フリウェル

第2世代ピル

第1世代の黄体ホルモンよりも強いレボノルゲストレルが使用されています。
ピルの研究が進んだことにより、黄体ホルモンの量をおさえながらも効き目が強いというのが最大の特徴です。
しかし、問題点もありました。第2世代ピルは効果の代償として、男性化症状(アンドロゲン作用)が出やすくなり、ニキビ・吹き出物ができる、体毛が濃くなるといった副作用が見られました。
そのアンドロゲン作用をおさえるために、黄体ホルモン量を段階的に変化させていく3相性になっているものがほとんどです。

第2世代ピル:アンジュ、トリキュラー、ラベルフィーユ

第3世代ピル

第1、第2と続き開発されたのが第3世代ピルです。第3世代ピルには、デゾゲストレルもしくはゲストデンという黄体ホルモンが使用されています。
第2世代ピルの効果を維持しつつ、アンドロゲン作用はおさえられています。

第3世代ピル:マーベロン、ファボワール

第4世代ピル

第4世代ピルではドロスピレノンという黄体ホルモンが使用されています。
第4世代ピルは超低用量ピルと言われており、含まれている黄体ホルモンが体内で分泌されるものと近いため、副作用が最も軽いピルです。

第4世代ピル:ヤーズ、ヤーズフレックス

生理は3ヶ月に1回にできる!?

生理は毎月来て当たり前という考えが一般的ですが、近年、生理に関する考え方が変わりつつあります。
昭和22年の女性の1人あたりの平均出産人数は4.32人に対し、平成28年では1.44人まで低下しており、昔の女性と現代の女性の生涯での出産人数には明らかに差があります。
昭和22年の女性は平均で4人出産しており、少なくとも4年弱は生理が止まっている状態ということですが、現在は毎月毎月生理がきていますよね。現代女性は生涯での生理の回数が増えているということです。(参考:公益財団法人HP)
そのような見解から、近年では低用量ピルの服用により生理を数ヶ月に1回にするという方法がとられています。
この方法は、すべての低用量ピルが対象になるわけではありません。その方法が可能なピルは、2017年4月21日に発売となった「ヤーズフレックス配合錠」です。


従来のヤーズは他の低用量ピルと同様に28日間周期の服用でしたが、ヤーズフレックス配合錠は、国内初の連続での服用が可能となりました。
従来の低用量ピルは休薬期間がありますが、ヤーズフレックスには休薬期間がなく、最長120日の連続服用が可能です。
また、休薬期間がないことによって、休薬期間に引き起こされる腹痛や腰痛、乳房痛などがかなり減少されます。
ヤーズフレックス配合錠を服用すれば、最小で年間の生理を3~4回まで減らすことが可能ということです。
ヤーズフレックス配合錠は保険適用内の低用量ピルのため、避妊のみを目的としたトリキュラーやオーソなどとは違い、自己負担額は大きく減ります。
生理痛などの月経困難症の治療を目的としていますので、もし生理でお悩みであれば、1度婦人科で相談してみるといいかもしれません。
ただし、婦人科によって取り扱っているピルの種類が異なります。ホームページで事前に確認をしてから問い合わせるもしくは診察を受けるといいでしょう。

デメリットを知って正しく服用しよう!

低用量ピルには女性にとって嬉しい効果がたくさんありますが、注意してほしい点がいくつかあります。どの薬にも副作用があるように、低用量ピルにも副作用があります。

低用量ピルの主な副作用は
吐き気、腹痛、下痢、便秘
頭痛
乳房痛
月経過多
不正出血
肌荒れ
うつ
などがあります。

これらは人により現れる症状や重さが違いますが、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを体内に入れることによって影響があり引き起こしてしまうとされています。
それだけではありません。非常にまれなケースではありますが、時には血栓症になってしまうことがあります。
血栓症とは、血液が血管の中で固まってしまい血栓という塊を作り、その血栓によって血管が塞がってしまう病気です。動脈に詰まると脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしてしまう可能性があります。
コワイ!!と思った方もいるかもしれませんが、血栓症などの病気のリスクを軽くするために卵胞ホルモン量を低用量化しているものが低用量ピルですので、ピルの中では最も血栓症になる可能性は低いと考えられています。
低用量ピルによる副作用は、服用開始時に現れても継続するにつれ徐々に軽減していきます。血栓症など血管系の副作用が出る場合は滅多にありません。


しかし、喫煙者、肥満者、高年齢、妊娠中、出産直後の低用量ピルの服用は要注意です。
これらに該当する人の服用は、血栓症のリスクを高めます。いずれかに該当している場合は、服用開始前に医師に相談してください。
また、通販で低用量ピルが販売されているのを見かけることもありますが、偽物が出回っている可能性も大いにあります。必ず医療機関で診察を受け相談のうえ、服用を開始してください。

まとめ

激しい腹痛とまではいかなくても、生理前の乳房痛や生理痛の腰痛は、少し痛むとツライものですよね。人によっては、仕事に支障をきたしていることもあるのではないでしょうか。
風俗で働いているのであれば、生理がわずらわしいと思うこともありますよね。月経困難症やPMSのせいで、稼ぎに響いてしまっている方もいるかもしれません。
低用量ピルはれっきとした治療薬です。症状がつらい時には、薬という選択肢があるということを思い出し、医療機関に相談に行きましょう。

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